お寺の設計が多かったのでボクのデザインの根源は、そこにありますがUSやUKといった海外のものも好みます。
和的過ぎず海外かぶれ過ぎずを意識して描きました。
今回設計の中心となったコンセプトは余白と北側ですが一番意識したものは、というと個人事ですがボクの息子は厄介な持病を持っていて小さい頃はよく発作を起こし倒れていました。なのでいくつになっても目が離せません、気配を常に感じられ視野に入り様子がおかしい時には即対応でき声も掛けられる空間構成も同時に意識しました。そして妻からの要望が寝室は絶対に二階とゆう事だったので今回の設計は総二階ではなく、吹き抜けで子供部屋と夫婦の寝室は隣同士とし田の字窓から子供等を見渡せる。
リビングからは全ての部屋にアクセス出来ドアにはガラスを設け姿や気配を感じられる、吹き抜けの縦の空間を利用し二階にいてもリビングから様子がわかる、そんな自邸にしました。
北の大きなfix窓からメインの光を目一杯取り入れるリビング。北からの恩恵は本も焼けず直射日光は入れず柔らかく晴天や雨天でも変わらず鮮明な本当の光が一日中降り注ぐ。
四季はもちろん、どんな天気も楽しめる日常の景色
そして一家でリラックスできる空間。
子供部屋にはハイサイドライトを。
昼は太陽の光を夜には星の光を取り込み子供達と望む空。
子供部屋と夫婦の寝室に田の字窓で繋がるお互いの安心と存在。
寝室の天井高さは低く落ち着く様に
但しゆるい勾配をつけ窮屈には感じさせず。